2014年にのヴぁ公民館が開館したとき、私のこどもたちは7歳、5歳、3歳とまだ小さかった。そのころ私の隣で仕事をしていた愛ちゃんがハンナ・アーレントの『人間の条件』の話をしてくれたのだが、それがとても興味深かった。いいな。本を読みたくても仕事も家庭もやることだらけで本なんか読めないなぁ、そうそう、買ってあるのにずっと読んでいない本がたくさんたまっている――。
巷では、読まないで積んだままになっている本を「積ん読本」と呼ぶのだそうだ。私は自分のために、仕事でも家庭でもない「空白」の時間と場所を作る必要がある。そんなことから「積ん読本どくしょ会」が始まった。めいめいが本を持ち寄って読むだけの会で、時々お互いの本を読んだり、話に花を咲かせたりしている。
5年が経とうとしているいまでは、本を読むことよりも、積ん読本を手にするひとたちの間で生まれたり消えたりする会話や、本と現実の行き来の面白さ、何をしたわけでもないのに終わってみると2時間前とはちょっと違う感覚が得られることのほうが積ん読本どくしょ会のあり方として定着してきたように思う。
「何をするイベントですか」との問いにうっかり答えてしまうと、きっとそれは間違いになる。(夏目)
日時:2月1日(金)18:30~


巷では、読まないで積んだままになっている本を「積ん読本」と呼ぶのだそうだ。私は自分のために、仕事でも家庭でもない「空白」の時間と場所を作る必要がある。そんなことから「積ん読本どくしょ会」が始まった。めいめいが本を持ち寄って読むだけの会で、時々お互いの本を読んだり、話に花を咲かせたりしている。
5年が経とうとしているいまでは、本を読むことよりも、積ん読本を手にするひとたちの間で生まれたり消えたりする会話や、本と現実の行き来の面白さ、何をしたわけでもないのに終わってみると2時間前とはちょっと違う感覚が得られることのほうが積ん読本どくしょ会のあり方として定着してきたように思う。
「何をするイベントですか」との問いにうっかり答えてしまうと、きっとそれは間違いになる。(夏目)
日時:2月1日(金)18:30~


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