2016年度に行った「表現未満、」実験室からはじまり、クリエイティブサポートレッツの文化事業の柱となった「表現未満、」プロジェクト。2017年度のテーマは「光を観る」ということで観光事業を中心に行いました。2018年は「表現未満、文化祭」を開催。たけし文化センター連尺町を舞台に施設の日常と企画とトークイベントとがごちゃまぜになる3日間を創り上げました。果てることのない「表現未満、」の途中経過を、こちらのブログでは載せていきます。

1月24日(火) 日常と「しえんかいぎ」

本日の実験室は、「しえんかいぎ①」が行われました。進行役に臨床哲学者の西川勝さんを迎え、ある一人の利用者の支援に対して、通常の「支援会議」の枠から脱した、新たな支援の試みや捉え方を探る会となりました。
1月24日(火)  日常と「しえんかいぎ」
(冒頭の西川さんのご挨拶)

通常の支援計画では、利用者にたいして支援者全員が画一的なサービスを行うことが前提となっていますが、「しえんかいぎ」では、そのそもそもの前提をひっくり返して、それぞれの支援者がそれぞれの利用者に対して出来ることに焦点を当て議論することで、通常の支援計画書に新たなカテゴリーを付け加えようという試みがなされました。
そして、2時間の会の終わりには、「おすすめメニュー」「支援を超えた支援」「裏メニュー」「支援者のエゴ」といった、新たなカテゴリーになり得る言葉が生み出されました。
ということで本日第一回目の「しえんかいぎ」は終わりましたが、「表現未満、」実験室にて、あと4回行われる予定です。開催日は以下の通りです。
第2回 1月31日(火)
第3回 2月7日(火)
第4回 2月8日(水)
第5回 2月13日(月)
〈全て18時〜20時〉
福祉に関わっている人も、全く興味のない人も、必ず何か「発見」がある会だと思います。お時間ある方は、是非一度いらしてください。(渡邊)

《今日の一幕》
1月24日(火)  日常と「しえんかいぎ」

同じカテゴリー(しえんかいぎ)の記事

コメント

名前
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
削除
1月24日(火) 日常と「しえんかいぎ」
    コメント(0)